株式会社日本病院共済会 Japan Hospital cooperative.Inc

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私たちについて ABOUT US

お客さま本位の業務運営方針(FD宣言)

 

当社の経営理念は、「日本病院会ならびに会員病院に貢献することで、医療の発展に寄与します」であり、「会員病院視点」、「卓越した解」、「社会的責任」の三つの行動指針と併せて役職員の道標としています。この経営理念、行動指針のもと、「リスクマネジメント」、「人材支援」、「経営支援」を柱に一般社団法人日本病院会ならびに会員病院(会員病院の関連施設、役職員を含む、以下「会員病院等」といいます。)をサポートしています。

当社は、上記経営理念、行動指針に基づき、原則として会員病院等の事業活動に対する日本病院会を契約者とし、会員病院等を加入者とする保険を提供しております。こうした保険業務において、徹底した会員病院等の視点に基づく会員病院等本位の業務運営を実現するとともに、すべてのステークホルダー*に対して企業としての社会的責任を果たすべく、本方針を定めます。

*日本病院会、会員病院等、株主、社員、地域社会などの利害関係者をいいます。

方針1. 会員病院視点での業務遂行<顧客の最善の利益の追求>

当社の行動指針である「会員病院視点」を徹底し、事業活動を行うにあたり、会員病院等の視点ですべての価値判断を行い、会員病院等の最善の利益を追求するとともに誠実かつ公正な対応を行ってまいります。

1-1 企業風土の醸成
会員病院等本位の業務運営を徹底し、会員病院等の期待に応える企業風土の醸成に取り組みます。業績を追求するのではなく、「"会員病院のために"を徹底すれば自ずと業績はついてくる、迷ったときは"会員病院のために"に立ち戻り判断する」ことを企業風土とします。
1-2 会員病院等の声を経営に活かす態勢整備
会員病院等の声を真摯に受け止め、ステークホルダーを含めた社内外で共有、議論することで、業務改善、業務品質の向上に努めます。

方針2. 会員病院に最適な保険・サービスの提案

病院や医療・介護を取り巻く、社会・経済等の環境変化や会員病院等のニーズを真摯に受け止め、これに対応する商品やサービスを引受保険会社と連携して実現するとともに、事故・災害による被害を防止・軽減するソリューションも引受保険会社と連携して進めてまいります。

また、会員病院等のリスクに対応する最適な商品・サービスをわかりやすくご提案してまいりますとともに、会員病院等の知識、経験、財産の状況、リスクの状況、ご加入目的などを総合的に勘案し、商品内容やリスク内容などの重要な情報について、ご理解いただけるよう適切かつわかりやすく説明を行ってまいります。

2-1 商品・サービスの開発(KPI.1)
病院や医療、特に医師賠償責任保険(病院賠償責任保険)のスペシャリスト代理店として、法改正や社会・経済環境の変化に応じて、会員病院等のニーズを踏まえて、商品の改定や新商品、サービスの開発を引受保険会社に依頼し、連携して会員病院等に提供できるよう努力してまいります。
2-2 わかりやすい販売ツール
団体募集におけるパンフレットなどの販売ツールについて、募集時の会員病院等からの質問などを踏まえ、平易な言葉を使い、補足説明や例示の記載など、引受保険会社と連携して、よりわかりやすいパンフレット等の提供を目指します。
2-3 保険募集に関する教育の実施(KPI.2)
社員に対して法令、社会倫理、商品知識の継続的な教育を実施し、公平・公正かつ適切な保険募集を行う態勢を整備します。
2-4 適切な保険募集のための態勢整備(KPI.2)
会員病院等にとってわかりやすい説明、ご意向と保険契約の内容が合致していることの確認など、会員病院等の実情に沿った適切な保険募集を行うための態勢を整備します。
2-5 保険契約の適切な管理(KPI.3)
お客さまの保護および利便性の確保の観点を踏まえ、お客さまのニーズに沿った補償やサービスが速やかにかつ途切れなく提供できるよう適切な事務ルール・システムなどを設計し、保険契約を適切に管理します。

方針3. 利益相反の適切な管理

利益が相反する取引によって、お客様の利益を不当に害することのないよう適正に管理します。
また、複数の選択肢がある場合には、お客様に最適な提案を行います。

方針4. 職員に対する適切な動機付けの枠組み等

当社は職員に対し、経営理念、行動指針を示し、それに基づく行動の実践を徹底しています。

業績を追求するのではなく、「“会員病院等のために”を徹底すれば自ずと業績はついてくる、迷ったときは“会員病院等のために”に立ち戻り判断する」ことを企業風土とし、自らの職務に高い使命感、倫理観と誇りを持てる魅力的な人材集団となることを目指して努力してまいります。

4-1 経営理念、行動指針の徹底
経営理念、行動指針を示し、それに基づく行動の実践を徹底するために、役職員が日常的に確認できるよう経営理念、行動指針のポスターを掲示するとともに、年度経営計画、中期経営計画、四半期ごとの事業報告にも掲載しています。
4-2 目標等の設定と職員の評価体系
個別職員ごとの数値目標は設定せず、会社全体の目標設定を行っています。職員の評価については、経営理念、行動指針に基づいて業務を遂行したかに重点を置く評価体系としており、給与は固定給であり、歩合給はありません。
4-3 職員教育と役職員のコミュニケーション(KPI.2)
団体保険が中心であるため、取り扱う団体保険に精通するための研修、コンプライアンス研修、ハラスメント研修等の職員研修を実施するとともに、保険等の資格取得も奨励しています。
また、年6回開催される取締役会のうち2回はアドバイザリーボードメンバーである日本病院会会長・副会長、ならびに職員も参加し、役職員等のコミュニケーションを実施し、役職員等の間の情報共有を行っております。

業務運営指針の定着目標(KPI)

KPI.1 会員病院等からの要望を踏まえた団体新保険・改定提案

会員病院等への情報提供・収集活動を通じて、会員病院等からの新保険や既存保険・付帯サービスなどの充実・拡充・改定などの要望等を集約し、保険会社に定期的に提案します。

本KPIは、途中での公表は致しません。結果は募集時にお知らせします。

これまでの実績

新保険: 医業未収金補償保険
改定 : 病院賠償責任保険
・海外訴訟担保
・1事故あたりの保険金額3億円プランの創設
・医療施設特約の被保険者拡大
・看護職、医療従事者賠償責任保険への刑事弁護士費用担保特約条項  など

KPI.2 職員研修会回数・資格取得

保険会社が提供する代理店、募集人の自己点検を通じて、コンプライアンスや利益相反の対応等に関する教育・研修を実施します。

また、各団体保険の募集前に商品ならびにその取扱いについての研修、その他コンプライアンス研修等を実施します。

募集人に資格取得を奨励し、損害保険プランナーの取得率を向上します。

・代理店、募集人点検 各年1回
・商品・コンプライアンス研修 年6回
・損害保険プランナー取得人数 4人

KPI.3 病院賠償責任保険継続率

病院賠償責任保険の加入は病院にとって必須の保険と考えております。病院賠償責任保険の加入を増やすことはもちろんですが、ご加入いただいている契約が継続されることは、当社への信頼の証でもあります。

・病院賠償責任保険継続率 95%以上(ただし統廃合等による非継続は除きます。)
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