「病院の向上発展と使命の遂行を図り、社会福祉増進に寄与する」ために、「医の倫理の確立」と
「病院医療の質の向上」を目指して活動しています。
日本病院会は昭和26年6月の創立以来、「病院の向上発展と使命の遂行を図り、社会福祉増進に寄与する」ために、「医の倫理の確立」と「病院医療の質の向上」を目指して活動してきました。平成24年4月より一般社団法人となりましたが、公益目的の事業を展開することに変わりはありません。私たちは、良質な医療を安心して安全に受けていただくために、「医療の質」と「経営の質」の担保に努めています。少子・超高齢社会の到来という人口動態の変化とそれに伴う疾病構造の変化、限られた医療の財源と資源という医療を取巻く環境の変化に対して、医療に対する考えを大きく変える必要性に迫られています。勿論、医療は利用者中心であることに変わりはありませんが、そのために医療提供体制のあり方を分かりやすく効率的にすることが重要です。また、病院だからと言って入院医療だけに関わるのではなく、予防・検診から在宅・介護まで含めた広い視野から保健・医療・福祉全般に関わっていかなければならないと考えています。更には、多くの場合、医療は地域で完結する必要があり、地域特性を持っていることから、地域の中で医療・福祉関連職種の連携・協働による地域包括的ケア体制を構築することが必要になってきます。これ等の変化に対応すべく、日本病院会では「質の向上」・「見える化」事業をさらに推し進め、社会貢献を果たす所存です。地域医療の向上のためには、地域需要・供給の把握と日本病院会都道府県支部活動の支援などによって、地域連携を推進したいと考えています。今後とも、皆様のご理解・ご支援宜しくお願いいたします。